目次
自動電源耐雷装置
サージエネルギー減衰方式の高速回線避雷ユニットが電源ラインより侵入する雷サージから負荷設備を保護し、ブレーカの遮断に対してはオートコントロールブレーカが自動的にブレーカを復旧させます。防災行政無線の屋外拡声子局、監視カメラ、気象観測装置、放流警報設備、路上設備等の無人観測設備において、さらなる安定運用が可能となります。
製品特徴
- オートコントロールブレーカ部
ブレーカ自動復帰機能:ブレーカ遮断に対して、自動的にブレーカを復帰させます。
永久遮断機能:ブレーカ復帰後に再度遮断した場合、負荷系統の異常と判断し永久遮断を行います。
カウンタ機能:ブレーカの復帰回数がLEDにより表示されます。 - 高速回線避雷ユニット部
JIS C 5381-11 クラスⅡ&Ⅲに対応した避雷器が負荷系統を雷サージから保護します。
サージエネルギー減衰方式の高性能避雷器で、接地から侵入する雷サージにも対応します。 - 一般地区用と激雷地区用
一般地区用:夏季雷が多い地域に向けた、通常仕様の自動電源耐雷装置です。
激雷地区用:冬季雷が多い地域に向けた、高耐久高信頼性の自動電源耐雷装置です。 - 選べる筐体材質
ステンレス製(屋外)、グラスファイバー強化型ポリカーボネート樹脂製(屋内屋外兼用)から選べます。
自動電源耐雷装置(一般地区用) 仕様
項目 | 仕様値 |
---|---|
オートコントロールブレーカ部 | |
電源電圧 | 単相2線式 AC100V |
定格電流 | 15A,20A,30A |
ブレーカ | ・一般ブレーカ ・漏電ブレーカ(感度電流30mA) |
自動復帰時間 | 5秒,10秒,30秒,60秒,5分,10分,30分,60分 |
永久遮断条件 | ・自動復帰後、約3秒以内に再トリップしたとき ・8時間以内に8回トリップしたとき |
高速回線避雷ユニット部 | |
試験クラス | JIS C 5381-11 クラスⅡ及びクラスⅢ |
方式 | サージエネルギー減衰方式 |
電圧降下 | 0.5V以下 |
最大放電電流 | 20kA/40kA(8/20µs) |
残留サージエネルギー | 3mJ以下 |
サージエネルギー減衰量 | -58dB以上 |
動作速度 | 3nsec.以下 |
自動電源耐雷装置(一般地区用) 型式一覧
製品カタログ
取扱説明書
CADデータ
自動電源耐雷装置(激雷地区用) 仕様
項目 | 仕様値 |
---|---|
オートコントロールブレーカ部 | |
電源電圧 | 単相2線式 AC100V |
定格電流 | 15A、20A、30A |
ブレーカ | ・一般ブレーカ ・漏電ブレーカ(感度電流30mA) |
自動復帰時間 | トリップ後、5秒±1秒 |
永久遮断条件 | ・自動復帰後、約3秒以内に再トリップした時 ・自動復帰後、約10秒以内に3回再トリップした時 |
残留サージエネルギー | 5mJ以下 |
サージエネルギー減衰量 | -56dB以上 |
最大放電電流 | 5kA(8/20µs) |
動作速度 | 3nsec.以下 |
高速回線避雷ユニット部 | |
試験クラス | JIS C 5381-11 クラスⅡ及びクラスⅢ |
方式 | サージエネルギー減衰方式 |
電圧降下 | 0.5V以下 |
最大放電電流 | 20kA/40kA(8/20µs) |
残留サージエネルギー | 3mJ以下 |
サージエネルギー減衰量 | -58dB以上 |
動作速度 | 3nsec.以下 |
自動電源耐雷装置(激雷地区用) 型式一覧
製品カタログ
取扱説明書
CADデータ